オタクはしんどい① ~しんどいってインフィニティ~
10月になってハロウィンに浮かれる世の中ですね。オタク生活でも、ここ最近好きな作品が立て続けにハロウィン特集を組んできて、こちらは大慌てであります。あの作品もこのゲームもみんなハロウィン。告知されるたびに、
「おまえもハロウィンか!!」と。
ハロウィン限定グッズの発売に、アプリではハロウィンイベント。ツイッターで情報が出るたびに、「しんどい…」ってなります。
オタクやってると、こういう「しんどい」ことが多いです。「しんどい」ツイートも増えます。この「しんどい」という言葉、実に汎用性が高くて改めて感動すら覚えるところでありますが、「しんどい」は大きくわけて、「前向き」の意味と「後ろ向き」の意味で使われているように思われます。
前向きな「しんどい」は、おおよそ「喜び」を示していることが多いです。「推しが可愛い(カッコいい)からしんどい」などなど…。この場合の「しんどい」は、「推しが可愛すぎて心が苦しいよ、つらいよ」というニュアンス、萌えの極まりに達していると考えられます。作品の話が良かった感動した、泣けた、などの、好意的な評価もすべて『しんどい』の一言が担うことになります。従って、しんどさを感じていることが必ずしも悪い反応とは言えないというわけです。
例えば、好きな作品やキャラクターのグッズの発売が決まっても「しんどい」し、イベント開催が決まっても「しんどい」し、欲しかったものが手に入っても「しんどい」のです。喜びのあまり「しんどい」=嬉しすぎて苦しい、みたいな状態でしょうか。実に多義的かつオールラウンドな言葉と言えます。
こう考えると、「しんどい」ってなかなか奥が深い…。
前向き、ある意味幸せ?な「しんどい」もありますけど、そうじゃない「しんどい」もありますよね。そういう様々な「しんどい」を、これから少しずつ書いていきたいなって思います。
AGFが迫ってきたので告知ラッシュでマジしんどい…